【特撮走り書き】個人的ルーツ・仮面ライダー編
特撮の中でも一番私が気に入ってるのが『平成仮面ライダーシリーズ』。1971年に開始された仮面ライダーシリーズの中でも、2000年以降の仮面ライダーシリーズをこう呼称する。*1
平成ライダー第一作目、仮面ライダークウガ。
- 出版社/メーカー: 東映ビデオ
- 発売日: 2000/12/08
- メディア: DVD
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子供向けにしてはハードな内容で、見ていた当時は純粋にバトルとアクション、ライダーのフォームチェンジ*2に心ときめかせていた。バトルシーン以外は時間軸や現実性などを重視したカッチカチの内容である。20歳を超えてから見直して、ようやくそのドラマ性を理解したくらい。
ライダーのフォルム自体は至ってシンプルであり、フォームも4つと、内容が分からなくても子どもたちに受ける要素はそれなりにあった。私自身はヒーローの名乗り口上やポージングを覚えるのが好きだったので、ライダーの変身ポーズはそりゃもうどツボだったのだろうと。
それと、"ライダー"の名の通り、バイクアクションが凄まじかった。スーパー戦隊シリーズにもバイクは登場したが、敵までの移動か真っ直ぐ走って敵を蹴散らすのに使われる程度と記憶している。(決してこれらのアクションを貶しているわけではないのであしからず。)
スペインのメーカーであるGASGASのパンペーラ250が、クウガのバイクのベース車である。なにこれかっこいい。
これで山肌をガリガリ走ってくるだけでもクるが、ウィリーした2台*3が正面からぶつかって行くシーンは『ライダーが戦っているんだな』と実感させられる。
エグいシーンも多く、その難解さから賛否両論あったライダーだったが、子どもの時と成人した後、それぞれの時期に違った面白さがある作品だと思う。小学生の頃にリアルタイムでなければ、ここまで好きにはなっていなかったと確信する。
●アギト・龍騎
正直、この二つはクウガほどの印象がない_(:3」 ∠)_ 完全に好みの問題だったのかしら……。龍騎はちょうどハリケンジャーと同じ時期で特撮からやや離れ気味の頃だったので、途中まで見てフェードアウトしてしまった。この頃は腐女子趣味が発症したり遊戯王に熱がより傾いていたりしていたし、朝はぐうたら寝る習慣が地味につきつつあったせいだろうな。
かくして、私の中の仮面ライダー像は完全にクウガで決定づけられてしまったのでありんす。
バイクアクションしてなんぼだぜ、仮面ライダー